kochorinの独り言

サラリーマンをリタイアすることに決めました。退職までの経過と、働くということに関して自分が考えたことなどをつぶやきます。

よくある会議風景

上司「A君の案件の進捗状況を報告してくれ」
A「80%は完成です。あと残りの20%も問題なく進む見込みです。現状オンスケジュールで走っています」
上司「そうか。よくやってくれているな。この調子で頼むぞ。次はB君」
B「行程Xの部分で不具合発生。油圧系のトラブルのようですが、未だ原因がつかめません」
上司「シリンダの問題では?老朽化していたからな」
B「そうかもしれません。調査して後程ご報告します」
上司「明日までに報告頼む。次はC君」

よく見る会議風景。非常に生産性が低く活力のない会議です。なにが問題なのでしょうか?
最大の問題点は、上司と個々の部下の会話だけで終わってしまっていること。上司が部下の進捗状況を知りたければ会議の形をとる必要はなく、上司が個別に部下に尋ねればいいだけのことです。わざわざ部下全員を集めて部下の貴重な時間を無駄にする必要はありません。生産性の面で大きなロスを犯していることをこの上司は理解しているのでしょうか?
本来、会議とは参加者の知恵を集め、多様な考え方を共有する中でよりベターな結論を導き出す場のはずです。上司と部下の1対1の応答に終始する会議であれば、開催しない方がマシだと思います。

私は会議自体が無意味だといっているのではなく、形式的、儀式的な会議のやり方を、より活性化した生産性の良いやり方に変えるべきという主張です。
上司への報告だけであれば、会議の形式をとるべきではないと思います。

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