kochorinの独り言

サラリーマンをリタイアすることに決めました。退職までの経過と、働くということに関して自分が考えたことなどをつぶやきます。

相続や保険金で大金を手にした人の8割が人生を狂わせる?

ダイヤモンドオンライン、横山光昭氏の記事です。

diamond.jp

「棚からぼた餅」と言えるような状況にめぐり合った人がお金を貯められないのも、ありがちなパターンです。例えば、親や配偶者が亡くなって大規模な遺産を相続したり、多額の生命保険金を手にしたりといった人たちです。それまでいくら節約して慎ましい生活を送っていたとしても、急に数千万円といった大金を手にすると、金銭感覚が変わってしまうという人がほとんど。家計相談などを通じ、大金を手にした人たちを多く見てきましたが、それまでの金銭感覚を変えずに持ち続けられる人はごくわずかで、8割以上の人は感覚が麻痺してしまいます。


この記事をまとめると、以下の内容になります。

1.遺産を相続したり生命保険金の給付を受けたりして大金を手にすると、8割以上の人の金銭感覚が麻痺して浪費する
2.対象者はそれまで節約してつつましい生活を送っていた人

何のデータに基づいて8割以上の人の金銭感覚が麻痺して浪費すると言っているのか分かりませんが、わたしには全く信じられません。

金銭感覚というものは一朝一夕に出来上がるものではありません。子供の時の生活環境や親の影響、本人の性格や経験、友人、隣人の影響などによって長い年月をかけて次第に出来上がっていくものです。
一旦出来上がった金銭感覚はなかなか変えることが難しいものです。だからこそ、浪費家にいくら説教しても結局浪費癖が抜けずに消費者金融を渡り歩く羽目になるのだし、プロスポーツ選手等の高額所得者が現役時代の金銭感覚を変えられずに、引退後に無一文になったりするニュースが後を絶たないわけです。

これは逆もしかりで、しっかりとした金銭感覚を持っている人が、たかだか数千万程度のお金が手に入ったくらいで急に麻痺して浪費し出すことはありえないと思います。おそらく多くの人は定期預金に預金するでしょう。
わたしの場合は高配当株かETF、リートに全額ぶっこんで配当金収入を増やすの一択です。せっかく手にしたタネ銭を浪費するなどありえません。

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