kochorinの独り言

サラリーマンをリタイアすることに決めました。退職までの経過と、働くということに関して自分が考えたことなどをつぶやきます。

配当金生活のメリット

配当金生活のメリットは住民税、社会保険料を最小化できる点です。

配当所得に関しては、申告不要制度をとることにより源泉徴収で課税処理が終了となるため、実質所得はゼロとみなされます(収入が配当金のみの場合)。そうすると低所得者と認識されるため、税金、社会保険料がほとんどかからなくなる上に、各種の行政上のメリットを享受することができます。

住民税非課税世帯になると、健康保険などの社会保険料は最低負担になるし、国民年金の免除申請もできます。

更に平成29年度税制改正により、所得税を総合課税で申告し、住民税を源泉徴収のまま申告不要とすることにより、社会保険料の増加を抑えながら配当控除の恩恵を受けることができるようになったようです。これにより日本株の配当金にかかる税率を低く抑えることが可能となります。


税制に関してはまだまだ勉強中ですが、これから更に知見を深め、橘玲氏のいう黄金の羽をしぶとく拾っていきたいと思います。

ちなみにわたしは海外ETFにも投資していますが、海外ETF(海外株、リートも)は残念ながら配当控除は受けられません。代わりに外国税額控除で還付が受けられますが、これは国内と海外で二重に課税されている部分を取り戻すためのものですので、国内で課税されている部分に対する控除はありません。

つまり国内株式に比べて税制面では圧倒的に不利なわけですが、それでも海外ETFに投資しているのはその配当利回りの高さと配当金の成長性に期待してのことです。

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